Author Archives: WarhurstTyler

ベスト・オブ・サウスを体験するツアー

 

DAY 1:ルイジアナ州シュリーブポート

朝:シュリーブポート・リージョナル空港に到着(国際線の場合、アトランタ、ダラス、ニューストンなどを経由してシュリーブポートへ入ります)。

午後:シュリーブポート市内観光(http://www.shreveport-bossier.org/)

シュリーブポートはルイジアナ・アーカンソー・テキサスの3つの州を結ぶ三角地帯の真ん中に位置する伝統的な南部の町です。市内中心地のサザン・ユニバーシティキャンパス内にあるサザン・ユニバーシティ美術館(http://sumashreveport.org/)を訪れます。美術館にはアフリカンアートやアフリカン・アメリカンアートなどの作品が展示されています。

夕刻:ルイジアナ州メニーのサイブレスベンド・リゾートへ(136km, 97分) (http://www.cypressbend.com)

トリードベンド・レイク湖畔の草原地帯にある閑静なオアシスリゾートです。今宵はゆったりのんびりくつろいで、これから続く南部のアドベンチャー旅行へ向け英気を養いましょう。

 

その他のオプション:サイ・ポート・ディスカバリーセンター(https://sci-port.org/)観光。サイエンス好きにお勧めの博物館です。同館に入っているI-MAXシアターは必見です。また、シュリーブポートのウォーターフロントエリアの散策。

 

DAY 2: ルイジアナ州メニー ~ ミシシッピ州ビクスバーグ

 

朝:リゾート内でガイド付き釣りをお楽しみください。(http://www.cypressbend.com)

トリードベンド・レイクはバス釣りが盛んです。ガイドがよく釣れるスポットにご案内します。お昼は「ショア・ランチ」と言われる地元シーフード料理をお楽しみください。

午後:ルイジアナ州モンローへ(196km, 2.5時間)

ポバティー・ポイント世界遺産を観光。(http://povertypoint.us/)

何百年も前にネイティブアメリカンによって建設されたとされる場所で考古学者たちによる遺跡の発掘作業が現在も進んでいます。ここで発見された古墳は古代居住区で商業や祝典行事などがなされていた所とされています。

夕刻:ミシシッピ州ビクスバーグへ(110km, 75分)

本日は南北戦争の歴史地区があるビクスバーグに宿泊します。歴史地区には南部伝統の豪邸が点在し、これらの見学を兼ねて周辺をドライブしてみましょう。一部の屋敷は一般公開されており館内ツアーができます。

その他のオプション:ビーデンハーン博物館&ガーデン(www.bmuseum.org)を観光。コカコーラが最初にボトリングされた場所として有名です。またはブラックバイウ・レイク国定保護地区観光。(https://www.fws.gov/refuge/black_bayou_lake/)

 

DAY 3:ミシシッピ州ビクスバーグ~ローリング・フォーク~クラークスデール

 

朝:ローリング・フォークへ(60km、45分)ここは近代シカゴブルースの父と言われるミッキー“マディーウォーターズ”が生まれた町です。そして、もう一つ有名なのはテディーベア。狩猟を趣味にしていた当時の米国大統領セオドア・ルーズベルトが1902年にミシシッピデルタ地帯に黒クマ猟に招待されました。このことを記念して町中には木彫りのクマがあちこちに立っているのです。何匹の木彫りクマに出会えるか数えてみてください。

午後:ミシシッピ州クラークスデールへ(160km、2時間)

ローリング・フォークを後にして北に向かいブルースの故郷クラークスデールを訪れます。ここはクロスロードと呼ばれ、デルタ音楽の中心地区の一つです。早速、デルタブルース博物館を訪れましょう。音楽関連の展示とともに当時の貨物発着駅などの常設展のほか、様々な特設展もお楽しみいただけます。

夕刻:夕食はクラークスデールにある可愛らしいゲストハウスで地元バーベキュー料理をお楽しみください。クラークスデール宿泊

 

その他のオプション: タンガー・アウトレット・サウスヘブンでお得なショッピング (http://www.tangeroutlet.com/southaven)。また、ホプソム・プラーテーションを訪れ農耕の歴史やこの地域の綿花栽培についてを学びます (http://visitclarksdale.com/attractions/hopson-plantation)。

 

DAY 4:ミシシッピ州クラークスデール~テネシー州メンフィス

 

朝:テネシー州メンフィスへ(110km、90分)

メンフィスへ着いたら、まずは“ロックンロール王”の家、グレースランド観光(www.graceland.com) をお楽しみください。エルビス・プレスリーは20世紀のスーパースターとして現在でもその座に君臨しています。敷地内の邸宅は国定歴史ランドマークにもなっています。今でも絶大な人気を誇るエルビス・プレスリー、グレースランドの年間訪問者数はなんと65万人以上です。

午後:メンフィスの北にあるミーマン・シェルビー州立森林公園(http://tnstateparks.com/parks/about/meeman-shelby)を訪れます。美しい自然を誇るオアシスで、シカ、七面鳥、カワウソ、ビーバー、キツネやボブキャットなどの野生動物が生息しています。また、国鳥であるアメリカン白頭鷲を含む200種を超える野鳥が観測できます。

夕刻:ビールストリート観光

ビールストリートの夜の街に繰り出してみましょう。ギフトショップやバーベキューレストラン、ライブハウスが軒を連ねるこの通りは毎晩地元の人々や観光客で賑わっています。

 

その他のオプション:国立公民権博物館 (http://www.civilrightsmuseum.org/)、ロックンロールが生まれた伝説のレコーディングスタジオ「サンスタジオ」 (www.sunstudio.com)、パンダやライオンがいるメンフィス動物園(https://www.memphiszoo.org/)などを訪れてください。

 

DAY 5 メンフィス

朝:最終日の今日はショッピングをお楽しみください。オーク・コート・モール(www.oakcourtmall.com)やウルフチェイス・ギャラリーズ (www.simon.com/mall/wolfchase-galleria)がお薦めです。

午後:メンフィス国際空港より帰途につきます。

グレート・リバー・ロード沿いの必訪レストラン

グレート・リバー・ロードは10州をまたいで走ります。各州それぞれに独自の食文化があります。各州の是非押さえておきたいレストランを下記します。

ミネソタ州ミネアポリス:ザ・バッチェラー・ファーマー

歴史漂う中にもミネアポリスのダウンタウンの近代的な雰囲気を持つザ・バッチェラー・ファーマー。建物は1881年築で最近復元工事を終えました。料理は地元の採れたて食材やレストランの屋上菜園で採れた野菜を使った新鮮ノルディックスタイル。

ウィスコンシン州ラクロス:ウォターフロント・レストラン・アンド・タバーン

ウォターフロント・レストランは伝統アメリカン料理のコンテンポラリー料理が特徴的です。ゆったりとしたラウンジ、落ついた雰囲気のピアノバー、またミシシッピ川のウォーターフロントの絶景をご堪能ください。

アイオワ州ドゥビューク:L.メイ・イータリー

L.メイ・イータリーは地元の新鮮食材を使いメニューがシーズンごとに変わるのが特徴です。ピザ、シーフード、カクテルなどそのどれをとっても美味しさは保証されています。

イリノイ州クィンシー:ティラミス

ティラミスに行ったらホームメードパスタを是非ご賞味下さい。そのほか、ワインやピザが定評があります。

ミズーリ州セントルイス:ボガーツ・スモークハウス

ボガーツ・スモークハウスはバーベキューレストラン。スモーキー・ブリスケット、パストラミ、プライムリブなどジューシーなポークバーベキューをご賞味下さい。

ケンタッキー州ルイビル:デッカ

ルイビル市内のベストレストランの一つ、デッカは洗練されたメニューを提供しています。1870年代の伝統的な建物でライブ音楽を聴きながらゆったりと食事してください。

テネシー州メンフィス:レストラン・アイリス

メンフィス市内のトップレストランに選ばれたレストラン・アイリスはフレンチクレオール料理のレストランです。ヒストリック・オーバートン・スクエア近郊にある旧家を改築して作られた趣のある佇まいが特徴です。

アーカンソー州リトルロック:ザ・パントリー

ザ・パントリーはドイツ料理やチェコ料理などのヨーロッパ料理を扱うレストランです。

ミシシッピ州ジャクソン:パーラー・マーケット

南部料理のパーラー・マーケットは、地元の新鮮食材を使いシーズンごとにメニューが変わります。

ルイジアナ州ニューオリンズ:コマンダーズ・パレス

コマンダーズ・パレスはニューオリンズの食文化を体験する絶好のレストランです。1880年から続く伝統のクレオール料理は受賞メニュー。レストランを訪れると歴史が生き生きと蘇ります。

ミシシッピ州ブルースカントリーを探訪する

  • クラークスデールの「クロスロード」と呼ばれる地域は伝説のブルースミュージシャン、ロバート・ジョンソンが悪魔に魂を売りその引き換えに逸脱したギターの技術をもらったところとされています。ハイウェイ61とハイウェイ49の「クロス」する場所を訪れてみよう。詳しくはこちら。

 

  • クリーブランドにあるダッカリー・ファームは1895年に綿花ファームとして創業し、現在はB.キング所縁の場所として有名な場所です。

 

  • クラークスデールの貨物運送倉庫であった場所が現在のデルタブルース博物館です。ここはマディー・ウォーターズの家の移築展示や、ロバート・ジョンソンが毒殺されたとされる「ジュークジョイント」の看板の展示があります。詳しくはこちら。

 

  • クラークスデールのグランドゼロ・ブルースクラブは毎週水曜日から土曜日の夜にブルース音楽のライブがあります。俳優モーガン・フリーマンが仲間と共同経営しているライブハウスです。詳しくはこちら。

 

  • ブルースの歴史を深く探求したい貴方はミシシッピ・ブルース・トレイルを辿ってみましょう。博物館を訪れたりトレイルマーカーなどを辿ったりしながらブルース音楽のルーツを訪ねます。

グレート・リバー・ロード沿いに佇むアンティベラムホーム

グレート・リバー・ロードの南部では南北戦争前に建てられたプランテーションホームが現在も残りかつての歴史を物語っています。これらの一部は一般公開しています。以下の3つのプランテーションホームは必訪です。

レイクポート・プランテーション、アーカンソー州レイクビレッジ

レイクポート・プランテーションはミシシッピ川沿いに唯一現存するアーカンソー・アンティベラムホームです。ホームは博物館として一般公開されており、1927年からこの家のオーナーであったジョンソン家の生い立ちを中心に、綿花産業、さらにこの地域一帯に影響を及ぼした史実を学ぶことができます。

ダンリース・ヒストリックイン、ミシシッピ州ナッチェス

南北戦争以前、ミシシッピ州のリバータウン、ナッチェスは全米で最も多い富豪が住んでいる町でした。これらの大富豪の象徴として建てられた豪邸の多くが一般公開され見学ができます。また、ヒストリックインとして宿泊することもできるのです。その一つがダンリース・ヒストリクインで1856年建築。美しい景色を誇る40エーカーという広大な敷地に佇むインは最近のジェームス・ブラウンの「ゲット・オン・アップ」ミュージックビデオにも登場しています。注目すべきは敷地内の厩舎や家畜小屋で、1790年の伝統的な建物です。

ノッタウェイ・プランテーション、ルイジアナ州ホワイトキャッスル

ノッタウェイ・プランテーションは64部屋、7つの階段、5つのギャラリーを擁する53000平方フィートの建築面積を誇ります。ミシシッピ川のバンクに1858年に建てられたこの屋敷は南部に残る最大級のアンティベラムホームです。館内の美しいボールルームは純白の壁や床が印象的です。近年、大規模な改修工事を経てレストランを備えた40部屋ある宿泊施設として生まれ変わりました。

家族連れで楽しめるグレート・リバー・ロード

ご家族で楽しめる観光地をお探しの貴方は、是非下記の場所を訪れてみてください。

  • ミネソタ州:モール・オブ・アメリカは国内最大のショッピングモールです。広大な敷地を利用した施設の中には400以上のショップ、テーマパーク、水族館、コメディークラブ、ミニゴルフコースなどがあります。

 

  • アイオワ州:ドゥビュークの国立ミシシッピ・リバー博物館&水族館。川の歴史展示と3Dや4Dのシアター、ミシシッピ川に生息するカメ、魚、ビーバー、ワニなどの水辺の生き物の水族館もあります。

 

  • ミズーリ州:アメリカの有名作家、マークトゥエインが幼少時代を過ごした家がハンニバルにあります。ここはセントルイスからもおよそ1時間の場所にあります。実在するハック・フィンが育ったハックルベリー・フィンの家では季節ごとにトゥエインの作品がパーフォーマンスされます。

 

  • ミシシッピ州:クラークスデールにあるデルタブルース博物館。この地域の貴重な音楽伝統を銅像や写真、インタラクティブな展示、実際の音楽などを通じて学べる場所です。

 

  • ルイジアナ州:グレート・リバー・ロードの南端、ニューオリンズには国内トップクラスのオーデュボン動物公園があります。園内にはホワイトタイガー、ホワイトアリゲーターなどの稀少な動物たちがいます。また、マルディグラが年中体験できるマルディグラワールドも必訪です。館内にはフロートやコスチュームが展示されており真近で楽しむことができます。また、キングケーキと言われるマルディグラ伝統のスウィーツも試食できます。

グレート・リバー・ロードを愛すべき4つのポイント

オープンエアで旅のスタイルにも捉われない自由なグレート・リバー・ロードのドライブはこの上ないロマンチックな旅を演出します。アメリカの中心をゆったりと流れる大河に沿って北は凍てつく森林地帯から南はミシシッピデルタ地帯まで車を走らせると、様々な旅の素顔が見えてくるのです。

このドライブルートを4つのポイントに分けてご紹介しましょう。

ヒストリックサイト

ミシシッピ川の雄大な流れは歴史を携えています。そして、グレート・リバー・ロード沿いには美しい建築、ネイティブアメリカンの史跡、この地を開拓した植民者たちの伝説などの興味深いスポットが点在しています。ミネソタ州セントポールのヒストリック・フォート・スネリング、アイオワ州ハーパーズフェリーのエフィジー墳丘国定史跡、ミズーリ州ニューマドリッドのニューマドリッド歴史博物館など多くの見所を抱えています。

見晴台

グレート・リバー・ロードには絶景ポイントが点在します。車を停めてこれら美しい景観を満喫しながらリラックスな旅をしてみませんか。日没を眺めたり、鷲が空高く風に身を任せて飛んでいる様子や貨物を乗せた船舶が往来する様子を見学したり、忘れられない景色を目に焼き付けてください。ウィスコンシン州のワイアルーシング州立公園、クワッドシティズのサンセットパーク、ミズーリ州のオールド・ミシシッピ・リバー・ブリッジ・シーニック・オーバールックなどは是非訪れてみたい場所です。

興味深い博物館

グレート・リバー・ロード沿いには開拓時代の歴史を物語るものから世界の発展に貢献する現代の産業博物館まで、幅広い興味を満たしてくれる博物館があります。メンフィス郊外のチュカリッサにあるC.H.ナッシュ博物館、ミシシッピ州にあるデルタブルース博物館、そしてルイジアナ州博物館など必訪です。

自然地区

グレート・リバー・ロード沿いは美しい公園やレクレーション地区があります。ちょっとした散歩コースから本格的なハイキングコースまでを擁する自然公園が多くあります。これまで見たことのない野生動物にも出会えるかもしれません。テネシー州リールフット・レイク州立公園、アーカンソー州のレイク・チコ州立公園、ニューオリンズ周辺のジーン・ラフィエット国立歴史公園&保存地区などを是非訪れてください。