バードウォッチング

2016年はミシシッピ川流域のバードウォッチング年です。一年間を通じてグレート・リバー・ロード沿いでは青少年や家族連れを対象としたバードウォッチングの教育プログラムを開催します。こうしたプログラムはミシシッピ川沿いの各アウトドア・レクレーション場所で安全に活動をする方法などを教育することを目的として、これまでに多くの参加者に支持されています。参加者の皆さんには一生の趣味としてのアウトドア活動テクニックが身につけられるプログラムと好評をいただいています。詳しくは各州で提供しているバードウォチング情報でイベントやプログラム、その関連アプリなどをご確認ください。

グレート・リバー・ロード・ナショナル・シーニック・バイウェイ(以下、グレート・リバー・ロード)沿いには世界屈指のバードウォッチングスポットが点在しています。また、ミシシッピ・フライウェイと呼ばれる渡り鳥の飛来コースでは北米の約4割の渡り鳥が往来するコースとなっており、様々な野鳥を観察することができるのです。広大な自然保護地区、州立森林地帯、国定森林地帯や公園などでそれら野鳥の保護活動を行っています。春と秋の飛来シーズンになるとワーブラー(アメリカムシクイ科の小鳥)からジャイアント白ペリカンまで様々な数百万羽という渡り鳥がこの地域で観測されるのです。

ミネソタ州:国立イーグル・センター。イリノイ州:国定野鳥獣保護地区は州内417キロに渡り広がります。アイオワ州ウィスコンシン州ミネソタ州は春と秋の渡り鳥シーズンになると世界屈指のバードウォッチングスポットとなる場所が有ります。ミズーリ州:マンゴ・リバー国定野鳥獣保護地区内の森林地帯、ブラフ、湿地帯などで最高のバードウォッチングが楽しめます。アーカンソー州:ホワイトリバー国定野鳥獣保護地区はアイボリー・ビル・ウッドペッカーの生息地となっています。ルイジアナ州:ウッドストーク、トキ、イエロー・レイルなどの稀少な鳥類が観測できます。ミシシッピ州:セオドア・ルーズベルト国定野鳥獣保護地区では多種多様な鳥の観察ができます。テネシー州:チクソー国定野鳥獣保護地区。ケンタッキー州:クラークス・リバー国立野鳥獣保護地区の低湿地イトスギ、オーク、ツペロガムなどの森林地帯は必訪です。